【成年後見人制度】ってどういうもの?母のお金を守りたい

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おきくさんちょっと相談にのってほしいんだ、母親が最近歳のせいか一人で買い物に行ったりすることが難しくなってきているんだ、近所には住んでいるけれど一緒には暮らしてないんだ、母は貯金している通帳があるんだけれどそれは自分の葬式費用と自分に何かあった時の病院代や介護に使ってほしいお金だからって貯めているんだ。

でも弟が事業に失敗していて多額の借金があって母のところにいってはお金を工面してもらえるように頼んでいるらしいんだ。でも母は自分にボケが進んで何かあった時は頼むって自分にお願いをしているんだけど弟はそれが納得できないんだ。親の金を独り占めする気かって…僕は弟ともめたくないし、家族もいるから迷惑をかけたくないんだ。
どうしたらいいかな…?おきくさん、教えて

はい、おきくです。兄弟でも結婚して家庭を持つとお金のことになるともめるご家庭は多いですよ。
事業に失敗してとなると多額の借金だと思いますしご家庭もあるでしょうし…。施設費もかかりますし、介護には多額のお金もかかりますよね。お葬式代だってかかりますよ。

ご家族の方も弟さんにお金の無心で毎回来られたら不安ですし、嫌ですよね。今は成年後見人制度っっていうものができてお母さんのように一人で金銭を管理するのが難しくなってきた人が他の人が財産を管理したり、家の契約や、施設への入所の契約を代理でやってくれる制度があるの、紹介するわね。

目次
・自分で管理できないお金ってどうしたらいいの
・成年後見人は・・・
・もし亡くなった場合…
・まとめ

自分で管理できないお金ってどうしたらいいの

年齢がすすむにつれどうしても自分でいろいろなことをするのがむずかしくなってきますよね、買い物だったり、いろいろなことが不自由になってくることがあるんです。おきくの元旦那の祖母がそうでした。

日本舞踊の先生をしていたため、結婚するときにはしゃっきりしたおばあちゃんだったのですが、年々弱ってきてしまい…詐欺にも何度も引っかかってしまってました、水道のメーターの交換だとか、電話の回線がどうとか…その場で支払える詐欺にも引っかかってしまってたし、おれおれ詐欺にも引っかかりそうになったこともありました。

また兄弟とかもおばあちゃんのところに来ては病院に行かなきゃだとか、入院するからお金が必要だと言ってはおばあちゃんにお金を出させていました。おばあちゃんのお金も尽きてきた頃介護もかなり必要になってきたころには誰も来なくなったんです。

最後は寝たきりになって、亡くなりましたが、そのあとも大もめでしたよ。家もあったので相続でももめていました。もともと仲の良い親戚で行事のたびにいつも集まっていたのに本当にお金は血のつながった兄弟をもかえてしまうんですね。

今は成年後見人制度という制度ができて認知症の人とか自分でお金の管理ができない人のお金を守ることができるの。もし自分が判断能力を失ってしまって、詐欺などの被害に合わないようにするものなの。その成年後見人の中には2つあって法定後見制度と任意後見制度って言うのがあるの。

まずは法定後見制度っていうのを教えるわね、法定後見制度っていうのは自分で判断できなくなってしまった人が不動産や現金などの財産を管理してもらうって制度なの。不動産の売買や金銭関係のこと、施設への入所の契約も本当は本人じゃなければだめだけれど後見人の人ならできるの。

身の回りの看護なんかも後見人の人ならできるわ。もしあなたがお母さんのお金を守りたいって思った時に医師に判断能力があるかを鑑定してもらってその度合いによって成年後見人になれるかを決めるの。
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でもそれができるのは配偶者や、4親等内の親族や市町村長だけなの。家庭裁判所に申し立てるんだけどそれはお母さんの財産からは出せないの、自分で出さなければならないの。決まったらその後見人の人は基本的に亡くなるまで契約を結ぶ形になるのよ。

そしてどうしても周りに後見人になる人がいない人もいるわ、その場合司法書士さんや弁護士の人に後見人になってもらえるわ、でも司法書士さんや弁護士の人だと契約や金銭に関してはやってくれるわ。報酬も月に3~5万が多いみたいね。

でも司法書士さんや弁護士の人は家族の人と違って買い物をしたり掃除や送迎はやってもらえないわ。もし草むしりをしてほしかったらどこかの業者に頼んでくれるわ。

成年後見人は・・・

成年後見人になると財産を管理しなければならないの、はじまった当初は親族とか血縁関係の人がなることが多かったわ、でも今は弁護士さんや、司法書士の人がなる人がとっても増えているの。なぜかというと後見人は最終的に家庭裁判所が決めるの。ってことは親族よりも司法書士さんや弁護士さんを選んでいるって事ね。

なぜかというと親族を後見人に選ぶと母親のお金だし…とかルーズになってきてしまう人がいて使ってしまう人も多いの。娘さんが後見人になっていて父親に自分の息子の受験のお金を負担してもらえないかな?…そう頼んだだけなのに後見人じゃなければ普通に親子の間でのお子さんの援助の話ですよね、お父さんにとってはかわいい孫のことですしね。

援助を受けてしまうと不正行為に当たってしまうのよ、まさかそんなことで…って思うかもしれないけれど親子だったり血縁が濃いほど金銭に関してちょっとくらいいいかな?って気になってしまうの。それでそういったことで司法書士さんや弁護士さんに依頼するケースも増えてきてるの。

もし後見人が決まったら親族や家族に知らせたほうがあとあともめなくてすむわ。元気なうちに後見人を決める人も増えてきているわ。

もし亡くなった場合…

通帳を預かっていてそこから葬式代をお願いと言われている人は気を付けてほしいのが亡くなった時に死亡届を出した時点で通帳は凍結してしまってお金が引き出せなくなるの。お葬式代にと思っている人は気をつけたほうがいいわ。

死亡届を出す前なら引き出せるから出したほうがいいかもしれないわね。でも亡くなった人の預金通帳は相続の対象になるからわかるようにしていかないと後からもめるから気を付けてね。 お葬式代は相続税の対象外だからお母さんの通帳からお葬式代を出すことは問題ないわ。もし心配ならお母さんに頼んでお葬式代と言うことがわかるものを一枚作成してもいいかもしれないわ。
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お葬式代は本当に調べたほうがいいわ、おきくは祖母が亡くなった時に病院で紹介された葬儀屋さんに頼んでいたの。そうしたらやたら高い…内訳を出してくださいと言ったら今はできないとのこと。しかも不満があるなら他どうぞ、くらいの感じで言われたの。

そして調べて他の場所にしますと行ったら手のひらを返したように困ると言い出したわ、新しく頼んだ場所は見積もりもすぐに送ってもらって内訳も明確だったわ。そのあとに最初に頼んだ葬儀屋さんから来た支払書を見たらドライアイスの値段が3倍もしていたの、そのほかにもいろいろなものが高かったわ。だからちょっと祖母には申し訳ないけれどドライブしてもらって移動したわ。葬儀屋さんもしっかり選んだほうがいいとおもうわ。

まとめ

お金のことで家族でもめるのはとってもさみしい事よね、だからこそもめないように事前にどうするかをお母さんに話してもいいかもしれないわね。一番怖いのはアルツハイマーなどの病気になって詐欺のこともそうだし、借金や不動産の連帯保証人になってしまい金銭すべてを失ってしまうって事もあり得るのよ、だから早めに司法書士さんや弁護士さんに相談に行ったほうがいいかもしれないわ。

今日のおきくはこれでおしまいね、またね。

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