【小学生】初の夏休みの宿題自由研究での出来事

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小1になったうちの息子。初めての夏休みをむかえました。
小学校の夏休みって、結構たくさんの宿題が出るんですよね。
読書、絵日記などはいいんですが、「自由研究どうしよう?」と悩みました。
この年の6月に家の台所でアリの行列が大発生したため「アリの研究にしよう」と息子と決めました。
家にあった図鑑に、アリが地面を掘り進め、巣をいくつも作っている図が載っていたからです。

うちの息子は小1になるのに、ひらがなを書くのがギリギリで、文章が上手に書けませんでした。
学校の黒板に書かれた先生の連絡を、連絡帳に丸写しするのは何とかやれるかな、というレベルです。
そんな息子が約1ヶ月間毎日、アリの観察日記を書こうというのだから、字を書くだけでも大変です。
アリを買う道具をホームセンターに買いにいきました。
透明なプラスチックケースにフタがついたもので、3分の1くらいの深さまで「土」を入れます。
アリが巣を作ったときに、プラケースの断面から巣がよく見えるんじゃないかと思って。

プラケースに土を入れるとき、家の玄関前の土をたくさん掘り起こしました。
アリの巣穴を見つけて、その巣のアリを30匹くらい、ごっそり飼おうというわけです。
つかまえたアリ30匹以上を密閉容器に入れて、プラ容器に入れた土を慣らしました。
アリを飼う準備が整いました。

ここまでの準備は、親である私が全部やりました。
土にアリを入れるところからは、小1の息子の出番です。
アリと土の入ったプラ容器は、玄関の明るいすみっこの所に置きました。
7月下旬、朝のラジオ体操から帰ってくるとすぐに、アリの観察日記を書きます。
朝食前の恒例行事となりました。

アリの観察日記の内容は毎日こんな感じで進んでいきました。
・アリを飼ったよ
・アリにアメをあげたよ
・アリの巣の穴があいてきたよ
・アリにアイスをあげてみたよ
・アリにトンボをあげてみたよ
・おぼんやすみで留守にしたよ

お盆休みを過ぎたころから「アリの数が少なくなったよ」という内容で何日か書きました。
「アリさんは土の奥に入っていって、一生懸命に巣を作っているんだよね〜」と、私や夫は小1の息子に話していました。
私たち家族は、30匹のアリがプラ容器の土の中で巣を作っていると、信じて疑わなかったのです。

そして8月31日、夏休みの最終日がやってきました。
アリの観察日記、最終日です。
「アリさんの巣、見えないね。日記に巣のことを書かないといけないから、土をこわして巣を見つけよう。」
私は息子に提案しました。
「アリさんの巣がこわれちゃう、嫌だ」と息子に言われたのですが、アリの観察も今日で最後、アリさんをいつまでも閉じ込めておくのはかわいそうだから、お外に逃がしてあげよう・・・ということで話をまとめました。
息子と私、慎重にプラ容器の土を割りばしで崩していきます。
小さいかもしれないけれど、アリの巣のすき間が見えてくると信じながら。
しかし、プラ容器の上半分の土を崩してみても、アリの巣穴はどこにも見当たりません。
「ママ、土の中のアリさん、いなくなっちゃったんじゃない?」
息子に言われて、アリがプラ容器から脱出したかもしれないことに、初めて気付きました。
「アリさん、容器の外に逃げちゃったのかな?あんなにエサたくさんあげたのにね・・・」
よくよく考えてみれば、プラ容器のすき間から玄関の外に出て、アリが捕まえられる前の巣穴に戻るのはアリにとっては簡単そうなことでした。

8月31日最終日、小1息子のアリの観察日記の最後のページのタイトルは
「アリが全部にげちゃいました」でした。
「アリに逃げられた観察日記なんてもう最悪・・・」と思いながら、夏休み明けに学校に提出しました。
アリが逃げたのは残念だったけど、担任の優しい先生のコメントで救われました。
「観察日記を書き続けたおかげで、1学期にはひとりで文章を書けなかったのに、見違えるように文が上達しましたね。」と。
アリには逃げられましたが、まともな文章力を手に入れた小1息子の夏休みでした。
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