【涙の卒業式】吃音のある息子の晴れ舞台は親子ともに緊張でした

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小学校卒業式の事です。私の息子は3歳の頃から吃音が出始め言葉のリハビリにも約3年間通いましたが治ることはありませんでした。

でも救いだったのが小さい頃からよくしゃべる、友達作るの得意、小学生になってからもそれは変わる事なく、授業中はよく発表する、そして自分でちゃんと吃音の事を受け止め前向きな事でした。

小学校に入学してからイジメられるのではなかろうかと本当に心配し、進級するたびに担任の先生に説明し、協力を仰いでいましたが大きなトラブルもなく小学校6年間を過ごすことができました。

時には吃音でからかわれたり、真似されて泣き出したり本気で悩んだ事もあり私も何とかしてあげたいと思うばかりでしたが、手段は見当たらず、息子に「大丈夫よ、言葉の最初が出にくいだけ、言語障害でもない、あんたは普通の子」とゆうことしかできていませんでした。

全校生徒で行う発表会に1年生の時に主役をすると聞いてセリフも長いだろうし大丈夫かなと思いましたがそれだけ吃音の事を受け止めているんだなと感心しました。でも見に行ったときたくさんの保護者がいます。

全校生徒の前でセリフがスムーズに出なくて中断したらこの場の雰囲気は台無し、息子は立ち直れないのではと思うとの心臓バクバクでした。でも息子は笑顔で何度も言うセリフをすらすらと言い切ったのです。

大丈夫とか言いながら私が受け止めていなかったのです。保育園の時もなんですがお遊戯会の時もセリフは」吃音もなくスムーズにセリフが出ていたのです。小学校で初めてで成し遂げた息子を誇らしく思えました。

それから5年後卒業式の練習でやはり卒業とゆう事を実感してきたのか緊張してきたのか練習でセリフがすぐに言えないと話してくれました。そして卒業式出たくないなとぽつっと言ったので「大丈夫、すぐに出なくても焦らないで一呼吸しなさい、少し時間がかかっても誰も文句は言いません、母ちゃんが言わせません」と声をかけると頷いてくれました。

そして当日、6年生の発表。息子の今の心境を考えると胸が苦しくて涙がこみ上げてくるのです。
心の中で「大丈夫だから、いつもの貴方でいいよ」と叫びました。

息子の声がしました、出だし順調、何個かセリフがありましたがすべてスムーズに言い終りました。どれだけ息子はホッとしたことでしょう、私はスムーズに言えた事ではなく逃げ出さなかった息子と心も体も本当に成長したことに涙が止まりませんでした。息子本人は涙の一滴も流さず退場していきました。

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