シングルマザーの貧困ってなんだろう?って思う方いますよね、貧困って聞くと本当に食べるものもなくて飢えて毎日食べる物がなくて困るというイメージしますよね。
今日はそんな話をしていこうと思うわ。
目次
・ 貧困って?日本でも貧困ってあるのかしら?
・シングルマザーの収入実際はいくら稼いでいるのかしら?
・貧困が連鎖する、シングルマザーの子どもも貧困になってしまう可能性
・貧困にならないためにどうしたらいいのかしら?
・まとめ
貧困って?日本でも貧困ってあるのかしら?
貧困という言葉には2種類の定義があって、一つは絶対的貧困、これはさっき言った生きるために食べるものすら困ってしまっていて飢餓で苦しんでいることを絶対的貧困と言うの。
もう一つは相対的貧困と言って、暮らしている地域によって「普通」の状態ってあると思うわ、一般家庭はなんて言うこともあると思うけれど収入や世帯人数がその地域での平均というのが普通ということになるわ。
日本での貧困と言うとイメージがわかないかもしれないけれど日本の子どもで6人に1人は
貧困世帯と言われているわ。
シングルマザーの収入実際はいくらくらいなのかしら?
例えば日本で言えば4人家族で夫婦2人と子ども二人で平均の家族の数字になるわ、そして日本での世帯収入は541万9000円になるわ、収入は高めであると思うけれど夫婦で共働きだったりする家庭も多くて世帯収入は多いということになるの。
シングルマザーの世帯になると2人に1人は貧困世帯と呼ばれるほど多いの。日本の平均収入は541万9000円なんだけれど、シングルマザーの平均世帯収入は223万円と言われているわ、でも働いて得た収入だけだと180万円が平均なの。
シングルマザーの平均収入は223万円でその差額はなにかしら?と思うわね。これは養育費だったり、慰謝料だったりシングルマザーの人への国や市からの支援での収入が多いんじゃないかしら?児童扶養手当や児童手当などの働いて得た収入以外での収入となるわ。
シングルマザーの世帯は5人に1人は昼間パートをして週に数日ダブルワークをしている人が多いの。正社員になりたくても企業側が採用してくれなかったりすることも多いの、子どもが小さくて病気で休んでしまったり、仕事中に熱を出したから早退するということもあると思うわ。
アルバイトやパートでも急に早退したいというのも難しい場合もあると思うけれど代わりを探したり探してくれたりするわ。食品レジ等で人が多いところだと早退しても急に休んでも大丈夫なところもあるわ。コンビニとかで人数が少ないと代わりを探してといわれることもあるけれど代わりを探せば休めるところも多いんじゃないかしら?
でも正社員になると急に休んだり、早退となると仕事に影響したりしてなかなか休みを取ることができないことが多いわ。
だからこそ小さい子がいる人や急にお子さんが熱が出た場合どうされますか?など聞かれることが多いと思うわ。
シングルマザーで親が近くに住んでいなくて預け先もない場合は自分でみるしかないと思うわ。だからこそシングルマザーが正社員で働かない、働けないということが多いの。
正社員ということにこだわることはないけれど厚生年金や福利厚生を考えるとパートで働くのと保証が違うわ。
この保証は日々の生活の不安を少し安心させてくれるわ。パートやアルバイトで保証がなく、もし自分に何かがあったらどうしようとシングルマザーは不安になってしまうことが多いわ。この不安はすぐに解決できる問題ではないわ、だからこそ不安になって夜眠れなくなったり、体調を悪くしてしまったりして悪循環になってしまうの。
貧困が連鎖する、シングルマザーの子どもも貧困になってしまう可能性
自分がシングルマザーになったことで子どもも貧困になるなんておかしいわよね、でも例えば収入があればお子さんに小さいうちから英語を習わせたり、スイミングを習わせたりできるわね。小学校から塾に通わせたりすることもできるわ。高校受験や大学受験でも塾に通ったり、教育費にお金をかけることができると思うわ。
でも貧困世帯になると教育費にお金をかける余裕はないわ、日々食べていく、電気代などの光熱費に手がいっぱいの中塾に行かせたり、参考書など購入というのは難しい世帯もあるんじゃないかしら?
小学生で言えば学校で使う、ピアニカやリコーダー、ソーイングセットや習字セットなど学校で買いそろえなくてはいけないものや学校で使う文具もそんなちょっとした物じゃない?って思うかもしれないけれど購入することが難しいときもあるかもしれないわ。
おきくも子どもが小学生のときにかなり生活が厳しくて学校の先生からもしどうしても用意できないものとかあったら言ってください、こちらで用意できるものや文房具等も用意しますよと言ってくれました、とってもありがたかったですよ。
中学生になると子どもが部活をやりたいと思っていることもあると思うわ。部活によって特に運動部はユニフォームや道具をそろえたり、毎週末、試合や遠征や合宿があったりしてとても費用が掛かってしまうこともあるわ。
子どもがやりたいと言っていてもお金があればやらせてあげられるのにと葛藤してしまうこともあるわ。
高校に行けば子どもはアルバイトができるわ、そうなってくると経済的にもとても楽になると思うわ。なかなか自分で自宅で勉強しようと思うと相当意欲がない限り難しいと思うの。
教育はお金をかけたからいい大学に行けたりするわけではないけれどでも小さいころから勉強をする意識や、机に向かう習慣をつけておくことはとっても大事なことだと思うの。でも働いてなかなか子どもの勉強を見てあげる時間を毎日つくるのはシングルマザーの人は難しかったりするわ。
小学校も高学年になるとみんな塾や習い事に行っている子が多いわ、スイミング、サッカー、英会話、ピアノや塾…複数やっている子も多くて放課後に遊びたくても遊べない子も多いわ。
そういった放課後遊ぶ子がいない、ママも家にいないということから非行に走りやすかったりするの。
学校にも行かない、高校に行ったけれど退学をしてしまった、そうなると就職をする際には不利になってしまうわ。
そういったことからシングルマザーの子どもは貧困になりやすいと言われてしまうことが多いの。
今は市や区の支援で低収入の家庭の小学生、中学生に大学生のボランティアを集めて勉強会をしている地域もあるわ。
教わるということで子どもも勉強に対しての意欲がわくし、わからないことを聞くことができるわ。それに普段の授業でも予習や復習をすることで学校の授業がわからないということが少なくなるわ。
大学生に教わるというのは年齢も近く頼れるお兄さん的な感じで勉強以外にも相談したり、大学の様子を聞くことで公立の高校に行けるよう努力したり、大学に行くのをあきらめずに将来を考えることができるようになるの。
貧困にならないためにどうしたらいいのかしら?
貧困にならないためには一番は世帯の収入を増やすことだと思うけれどすぐには難しい問題よね、子供が小さければ正社員で働きたくても正社員になれない現実やダブルワークや仕事の時間を増やして体を壊してしまったりすることもあると思うわ。
家賃なども市営住宅に応募してみるというのも方法の一つだと思うわ。シングルマザーの世帯は優遇制度によって通常よりも市営住宅への抽選倍率が上がる。どうせ当たらないしと思うよりも出すだけ出してみるというということが大事だと思うわ。まずは行動に移してみるということが大事なんじゃないかしら?
そしてどうしようもできないときは生活保護などの支援も考えてみるべきだと思うわ、恥ずかしいから…周りの家になにか言われてしまう…車が持てなくなる…とかではなくきちんと生活するということを助ける制度なのでもしどうしようもできない、生活が苦しいという場合は市役所や区役所の福祉課で相談して見ましょう。
その時もしっかりと今この状況で生活が苦しいということやなにで困っているということを具体的に伝えて行きましょう。
もしかしたらその時のケースワーカーさんが対応が良くない人かもしれないわ、その場合は日を改めて行くといいかもしれないわ。
どうしても難しそうな場合は弁護士さんに相談したりだれでもいいので第3者を連れて行くことがいいと思うわ。
就職をする際にも資格があるととても有利になるわ、将来どうしたいかを考えてどんな資格を取ってどんな就職をしていきたいかを考える必要があるわ。
前にも話したけれど就職に行かせる資格というものがあるわ、初任者研修や看護師などその資格がないと働けない場合はその資格を取らなければいけないわ。
女性が働いて稼ぐということはとても大変なことよ、女性の収入ではなかなか500万円を超えて稼ぐのは難しいことなの。キャリアアップなど見据えられるとなおいいと思うわ。
若いうちだけではなく年齢を重ねても続けられるかということもポイントだと思うわ。
どうしても生活が苦しかったら生活保護や支援を使う、資格などを手にして自分の働きやすい環境を作って行くことが貧困にならないための方法だと思うわ。
まとめ
シングルマザーになってしまって後悔する人もいるだろうし、旦那さんからDVを受けていて離婚して収入は減ったけれど良かったという人もいると思うわ。後悔をしながら毎日を過ごすのはとても嫌よね。これからの長い人生をどう楽しく過ごすのかプラスに考えていきましょう。
お金がなくてもお子さんと笑って過ごせる、お子さんの成長を見届けられる幸せをかみしめて笑顔で過ごすことが大事だと思うわ。笑う門には福来りという言葉もあるように笑顔で生活をしていたら自然と人は寄ってくると思うわ。
シングルマザーの貧困の連鎖は自分の意志の弱さの負の連鎖ともいえるかもしれないわ。断ち切るためには自分でどんな支援があるかを調べたり、自分で行動するということがとても大事だと思うわ。
申請するのは書類を出したり、書類を集めたりしなければいけないし、大変かもしれないけれど支援を受けるためよ。そこは母親として頑張りましょう。
大変かもしれないけれど後悔をしながら毎日生きるよりもこれからのことや将来のことをしっかり考えて、毎日ポジティブに生きることが幸せの第1歩だと思うわ。
今日のおきくはこれでおしまいよ、また次回ね。
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